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小径折畳み自転車B-M3型 組立てガイド その③

オリンピック、盛り上がってますか?
自分は殆ど見ていないんですが..

アルペン女子のスター、リンゼイ・ボン選手(米)が滑降で金メダルを獲得したニュースを見てふと思い出しました。
彼女が本格的にスキーに取り組みはじめたのは、かつての米アルペンの女王、ピカボ・ストリート選手の存在があったから、とどこかのインタビューで読んだことを。

ピカボ・ストリート、といえば長野オリンピック女子スーパー大回転金メダリストであり、自分にとって少し思い出がある存在です。

インターネットも無い時代に学生だった私は、学内に海外スポーツニュース(国内のは一切無視)を放送する活動をしていました。そしてそのころ、社会人になったら世界中を廻ってワールドカップ、F1、アメリカスカップ、スーパーボウル、NBAファイナル、そしてオリンピック..を現地で観戦するんだ、と息巻いていました。

でも実際は..海外に行く機会はありましたが、今に至るまで熱戦を現地で体感することは叶わないまま、でした。
(F1とサッカーワールドカップは日本で観戦できましたが..)

そんなある日、国中が長野オリンピックで沸いていた1998年冬、仕事終わりでふと立ち寄った渋谷のチケットショップ.. 長野オリンピック、アルペン複合の観戦チケットが(格安で)売ってるのを目にしました。
ああ、そういえば..オリンピック、現地で見る!って昔決めてたよな..と思いだし、気付けばそのチケットを手にしていました。
過去の思い出にあてられたのか、妙に熱を帯びたままその足で新幹線を予約して、週末には長野にいました。

その日の前日、日本がジャンプ団体で金メダルを取っており、長野全体が沸きに沸いたはずなんですが、長野の町は妙に静かで凛とした空気が張りつめていたような気がします。
乗ったタクシーの運ちゃんの口調も興奮することなく、スケート会場のMウェーブ前を通り過ぎても、ホントに世界中が注目する熱戦が行われてる町なのかと訝しく思うほど、落ち着きと静寂が町を支配している印象を持ったことを強く憶えています。

そして、前日メダルに沸いた白馬村にバスで入ったんですが、それまで競技日程に影響を及ぼし続けた悪天候も無く、晴れ間も覗いていたと思います。しかしその日までの悪天候の影響で多くの競技日程が変更になり、自分の持ってるアルペン複合のチケットで、なんと女子スーパー大回転が観戦可能に!
複合は複合で面白いのですが、やはりそれぞれのスペシャリストが世界一を争う単体競技のほうが燃えます。
スーパーGだったらチケットは手に入らなかっただろうに..と思うと幸運だったと思います。

で、観戦した競技自体なんですが、よく憶えていません。
鳴らされるホーンの音の中、モノトーンの白い山をあっというまに降ってくる色鮮やかな選手達、その度に沸き上がる歓声..うつろな夢まぼろしのような、そんなぼんやりしたシーンが脳裏にはうかんできます。
ただ、ゴールにものすごい勢いでかっとんできた、虎?柄のヘルメットの選手が、スクリーンに大写しになった場面はよく憶えています。
その選手こそが、金メダルのピカボ・ストリート選手でした。

street.jpg

彼女は、前年シーズン、左足膝の十字靱帯を断列し、一年を治療とリハビリに当てることに。復活をかけて長野に乗り込んできましたが、最も得意としているダウンヒルでは6位。
そして、世界を転戦するワールドカップでは一度も勝ったことのないスーパーGで、オリンピックの舞台で金メダル!..

競技のあった夜、長野市内の小さな会場でメダル授与式が行われました。
そのパワフルな滑りの印象と同じく、ポジティブなエネルギーが全身からみなぎっているような、満面の笑顔の彼女がそこにはいました。

彼女の名前、ピカボ(Picabo)、というのは、”peek-a-boo”、つまり、日本語でいえば「いないいないばぁー」という言葉から両親につけられたものです。それってどうなの?アメリカではよくあるの?とか思ったりしたんですけど。

その授与式で。
”Gold medalist .... Pi-ca-bo-! Street!!”と大きくアナウンスされると。
割れんばかりの歓声に答える彼女の笑顔は..
子供が親に”peek-a-boo!”、そう言葉をかけられて見せる極上の笑顔のよう!、そう自分には見えたのでした。



週一回更新みたいになって申し訳ありません。

P2065591.jpg

小径折畳み自転車B-M3型、組立てガイドその③です。



今回は、車輪の組み立てです。

今までロードレーサーでは、スポーク数が少ないこともあり金属線で一本一本組んでいく構成でしたが、この小径車ではスポーク数が多いこともあり、エッチングによるスポークの再現を試みてみました。
エッチングは業者製作で、(自分の設計上の至らなさを除いては)パーツクオリティ的には申し分ないです。

で、車輪の製作にあたって、簡易Ver.、難易度高めVer.のふたつの製作法を用意いたしました。

どちらにしても、共通事項として最初に行って欲しいのは、[26]リムパーツの歪みをチェックすることです。
薄いパーツで成形上歪みが出やすいので、特にきれいに真円がでてるかどうか、定規やコンパスでチェックをしていただいて、歪みがあればお湯やドライヤーで少し温めて直してください。

では、まずは簡易Ver.から。

■車輪組み立て 簡易Ver. <平面スポーク>

P2265868.jpg
簡易Ver.は、要約するとエッチングをそのままリムでサンドイッチして完成、ということです。

まず、エッチングパーツは、曲げないよう慎重に、できれば専用のハサミ等でランナーから切り離してください。

そして、[26]リムパーツに、前後輪2枚ずつエッチングパーツをはさんで、接着します。
[26]リムパーツは、段差が見えてる方が接着面ですので、裏表間違えないようにしてください。
エッチングを2枚配置する際、隣り合ったスポークとの間隔が等距離になるよう、ずらして配置してください。

(なお、エッチングスポークの外周の大きさは、後述する立体スポークVer.に合わせて大きめに設計されていますので、リムの内周より数mm大きめになっています。この点ご了承ください。)

[27]・[7]前後ハブは中心でカットし、車輪の軸としてスポークの中心部に左右から接着します。
([27]は一番太くなってる部分の中心でカットしてください。パーツ幅全体の中心ではありません。)
カットする前に、ハブの車輪軸中心に穴を開けておき、接着の際、金属線の軸を通すと左右ずれにくくなると思います。

このVer.は、実車のスポークの組み方とは相違があり、平面的に仕上がりますが、1/9の模型として見た場合、そんなに違和感ないと思います。そんなに難しい工作ではないですし、オススメな方法です。

や、実車通りがイイ!というこだわりの方は、次の立体スポークVer.へチャレンジを。


■車輪組み立て 難易度高めVer. <立体スポーク>
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前後車輪共に同じ工作法なのですが、前輪のほうがスポークが単純ですので、前輪から工作されるのをお勧めします。

まず、エッチングスポークの外周部を、スポーク3~4本おきくらいに、3mmずつくらいカットします。
この切れ込みが無いと、後述する立体曲げ加工することで外周が縮小しようとする際の逃げがきかなくなるので、必要な工程なのです。

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次に、中心部を指で押さえつつ、全体的に山型・円錐型になるよう、スポーク根元を曲げてゆきます。
山の頂上とふもと面との高低差は3mm(はめこまれるハブパーツが6mmのため。前後輪同じ)ですので、ほんのわずかに曲げただけでもそれくらいになります。曲げすぎ・中間部で曲げてしまう、に注意です。
まずは、全体に均等に曲がってるかに気をつけて。3mmかどうかはあとで確認すればいいです。

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そして、外周部をピンセットでつまんで、外周部が平面的になるようスポークを押さえてわずかずつ曲げてゆきます。
ここも、ほんの少しずつ..を唱えつつ。

P2265929.jpg
左右2枚そろったらリムにはさみ、中心にハブを設置して仮組みしてみます。
対称や歪みをチェック、問題あれば修正します。

P2265922.jpg
P2265921.jpg
エッチングの曲げ工作が終わりましたら、[26]リムの裏面にエッチングを接着します。
リムは段差が見えてる方が接着面ですので、裏表間違えないようにしてください。

工作は手でおさえつつでもできますが、写真のように塗装皿に両面テープでリムパーツを留めて作業するのも良いかもです。

けっこう難しいのですが、できるだけ中心を意識してずれないよう一カ所ずつ、WAVEハイスピード瞬着で接着してゆきます。
外周を切り取った部分は、隣とのスポーク距離が均等になるよう注意してください。

P2045444.jpg
こんな感じで接着します。
この写真のは、外周部の切り取り幅が大きめだったので間隔が大きめになってます。

この作業をもう一枚繰り返します。後輪も基本同じです。

P2265950.jpg
そして、[7]・[27]ハブパーツを中心にはさんでリムを左右接着します。
スポークの配置は、隣り合ったスポークがすべて等間隔になるようずらして、左右接着します。

以上で完成です。


異素材をがっちりと瞬間接着剤で固定しないとすすめられないので、後になっての修正がしづらい、細いのでスポークを破損しやすい、等の理由でこの工作は少し難易度が高いです..すみませんです。


余談ですが、ライオンロアの1/35バイクキット付属のエッチングスポークのように、エッチングを工場にてプレス加工、とかできれば劇的に組みやすくなるんですけれど..

スポーク表現、今後もより良い方法を探して改良していければいいなと考えております。


■ペダルの組み立て
P2275954.jpg
引き続き、ペダルの組み立てです。
この自転車は、折り畳みの都合上、左右でペダルの形状が異なっております。
右側は写真のようによくある構成ですが、左側は可動式になっています。

で、左ペダルの解説です。
まず、[16]を、写真のように整形します。
[16]はレジン成形上、ランナーとして板状の不要部分がありますので、これをカットします。

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次に、[16]と[17]、写真のように軸用の穴を開けます。
穴は0.4mm、軸は前回説明した虫ピンか、0.3mm金属線を用います。
この軸を写真の様に各パーツに通します。
軸2本のうち、1本は回転軸、もう1本は[17]のストッパーとなります。

P2275964.jpg
[17]と[14]クランクを金属線軸でつなげます。
そして、写真のように<乗車時>、<折り畳み時>、くるんと可動できればオッケーです。

P2045461.jpg
完成するとこんな感じです。

今回は以上です。

あと、1~2回で終了です。お待たせしてすみませんです。
ではまた。


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