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ニッポン・チャレンジ JPN-26 (Ver.0.9)

前回予告した通り、今回は先月のワンフェスで公開したもう一艇、日本艇を紹介します。

jp000

実艇について

1992年のAmerica's Cupにおいて、日本からカップへの挑戦に乗り出す人々が現れました。その時の日本初挑戦艇が、このNORC(日本外洋帆走協会
)所属ニッポン・チャレンジ JPN-26です。

当時は日本国内でも結構な盛り上がりを見せ、テレビ中継の実施やスポーツ紙の一面を飾るときもあった程でした。”cupを日本に!”なんて見出しが踊ってましたね。
ニッポン・チャレンジチームは、ニュージーランドからクルーを招き入れ、彼らが日本人クルーをリードするかたちでレースに望みました。日本人クルーには、ヨット歴のほとんど無い一般からの公募クルーもいて、まさに混成部隊て感じでしたね。
スキッパー(艇長)には、
世界最高の技量を持つひとりであるクリス・ディクソン(Chris Dickson)が就きました。(それでニッポンチームに対しては、当時「日本は金でカップを奪い取ろうと考えている」と国際的にもバッシングを受けたりもしましたが。。)

で、カップホルダーであるアメリカ艇への挑戦権を賭けた、
アメリカス・カップ挑戦艇決定シリーズ・ルイヴィトンカップに望み、ベスト4まで勝ち残る、という結果を残しました。カップ挑戦まで駒を進めなかったのは残念でしたが、この年を機に日本でもAmerica's Cupというものが僅かながらでも知れ渡るきっかけになりました。
自分にとっても、世界の強豪海洋国に対して初めて日本が挑戦した艇ということで、とても思い出深いのですよ。

jpn v0.9 002

1992年の
アメリカス・カップは、それまでのレース艇レギュレーションが廃止され、2007年まで続くIACC(International America's Cup Class)という規格が初めて採用されたレースで、このニッポンチャレンジ艇もこの規格に則って造られた艇なのです。

で、前回アップしたAlinghi艇と見比べていただくとわかりますが、同じIACC規格でも別モノじゃないかと思うほど船体の幅が違います。現在の艇の方がスマートで、レーサーて感じでかっこいいですね。

jpn v0.9 004

自作模型について
スケールは1/100、セール(帆)はプリンタで刷れる薄い耐水性フィルムを使用しました。もう少し透過性のある表現ができればいいのですが、なかなか難しいですね。もう少しいろんな素材を試してみます。

さて、この頃のアメリカス・カップ艇は、とにかく秘密主義が徹底していて水面下が公開されている写真が全くといっていいほどありません。公式記録集に載ってる側面図も当然、実物とまるで違います(笑)。そこで、かなりの部分、想像で作ってあります。唯一、というか決定版の資料は、ニッポンチャレンジチームのベースキャンプがあった愛知県蒲郡に展示されているJPN-26なのですが、未だに見に行けていません。いつか、必ず行かねば、と思ってます。
で、ネット上のその展示艇の写真も参考にしてるのですが、新たな写真も見つかり、今見比べると、バウ形状はもう少し直線的だな、あ、ブームの位置が低すぎか、ラダー位置もう少し前かな、とか、多くの点で(特に船体形状)修正しないといけないですねー。

jpn v0.9 003

あと、アペンデージ(水面下のキールやラダー等の付属物)が最も不明点が多い部分でした。特にバルブ形状(船底についてるロケットのような形の部分)は、船の性能を大きく左右するトップシークレットだっただけに、(スパイ事件とかありましたねー)当時の写真は一切ありません。蒲郡の写真をみて想像で作ってはみたのですが、果たしてこれで良いのかどうか..レース当時、バルブにウィングが付いていたかどうかも不明です。どなたか、ご存じの方、教えていただけるとうれしいです(笑)。




とにかく、America's Cup艇のスケールミニチュアが無い!無いなら作れ!、ワンフェスという祭りに自分も参加したい!というふたつの想いを両輪に突っ走ってきましたが、なかなか、実際には初フルスクラッチ、初キット化で困難の連続でした。なんかもう、WFでお知り合いになれたフィギュアディーラーさんとかは神に見えます(笑)。でも、今後も、地味ながらも活動していければと考えています。

今後の予定は、5月のWHF有明で、この2艇をもっていければ、、と。
夏のワンフェスでは、新作2艇を加え、4艇出品を目指しています。
(あとの2艇は、、NZL-32、ESP-97て感じです。)



  
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アリンギ Alinghi SUI-64 (Ver0.9)

はじめまして、さくらNRCという造形サークル主宰のnaka gawaと申します。
今年冬から、ワンフェスを中心に活動を始めました。

現在、アメリカス・カップ(America's Cup)というヨットレースに出場した艇のガレージ・キットを主に製作しています。画像は、2003年にカップを奪取したチーム・アリンギSUI-64です。

AlinghiSUI-64

スケールは1/100で、全長およそ25㎝、全高40㎝くらいになります。
今年冬のワンフェスにて展示したのですが、まだ改善点が多く、Ver.0.9、という感じでしょうか。

alinghi v0.9 002

主要パーツはレジン、マストには真鍮線を内蔵、セール(帆)は、透明プラ板0.13mmにMDプリンタデカール+インクジェットデカール、といった構成でした。

alinghi v0.9 003

下記は初参加した先月のワンフェス当日の様子。
準備不足のせいでなんとも寂しいブースですね。
当初、このアリンギ艇もキットとして出展する予定だったのですが、キットとしてのクオリティが現時点で不足してる部分がある、と判断し、展示のみとしました。

wf08w

当日は、強く興味をもっていただいた方もいらっしゃって、初参加ながら楽しいイベントになりました。
なお、画像にあるもう一艇は、次回の更新にて公開いたします。


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